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総合英語Ⅰ | 拓殖大学北海道短期大学

シラバス(講義要項)

総合英語Ⅰ担当: 平尾・荻原・白戸・藤岡

開講コース

地域振興ビジネス 1年次 前期

目的と内容および到達目標

学生達の中には高校時代に学習した英文法や講読は現場の英語で役に立たないと考えている人がたくさんいる。これは大きな間違いで、文法、講読の力は英語力の向上にとって不可欠である。大切なことは基礎力で、それを確立することがこの講義のねらいである。「読んで訳すことができれば満足」ではなく、それを生かして楽しみながら英語を使ってみることが大切である。
到達目標は以下のとおりである。
・基本的な英文法である基本3時制や5文型を修得し、英文の基本的構造を理解することができる。
・応用的な英文法である進行形、完了形、受動態、使役を使用した構文を習得し、英文を理解することができる。
・都市の人口などの集中問題、日本における大学進学率、魚の魚肉の色による分類などをテーマとした社会や科学に関する基礎的な英文を和訳することができる。
・日本人の神社と寺に関する風習をテーマとした英文読解を通して、日本の文化の一面を理解することができる。
<SDGs(持続可能な開発目標)との関連>
④教育 ⑪都市 ⑰実施手段  

授業計画

[前期]
1.基本3時制 : Grammar, Reading(1)(語彙と文法)
2.基本3時制 : Reading(2)(読解問題), Linstening and Composition
3.進行形: Grammar, Reading(1)(語彙と文法)
4.進行形: Reading(2)(読解問題), Linstening and Composition
5.基本3時制と進行形を用いた練習問題(筆記と音読を中心とした復習)
6.完了形 : Grammar, Reading(1)(語彙と文法)
7.完了形 : Reading(2)(読解問題), Linstening and Composition
8.受動態 : Grammar, Reading(1)(語彙と文法)
9.受動態: Reading(2)(読解問題), Linstening and Composition
10.完了形と受動態をを用いた練習問題(筆記と音読を中心とした復習)
11.使役 : Grammar, Reading(1)(語彙と文法)
12.使役 : Reading(2)(読解問題), Linstening and Composition
13.5文型 : Grammar, Reading(1)(語彙と文法)
14.5文型: Reading(2)(読解問題), Linstening and Composition
15.使役と5文型を用いた練習問題(筆記と音読を中心とした復習)

単位数

1単位、授業回数:15回

講義の進め方

クラス別に授業を行う。各クラスには、共通の教科書に加えて、クラス別に教材を使用する。原則的には教科書の内容に準じて授業を展開する。ただし授業は使える英語を身につけることが目標なので、声を出し、繰り返し練習する。また自宅学習も欠かせない。

試験と成績評価

学生の授業に対する参加の度合いが力の向上と密接に関連しているとの認識であるため、やむを得ない理由以外の欠席は、しないこと。また、遅刻もしないように注意すること。成績評価は、共通問題による小テスト(60%)とクラス別の試験やレポート等(40%)により行う。

担当教員から受講生諸君へ

実際に通用する英語を身につけることを目指すわけだから、本人が努力することが基本で、教員はあくまで、その手助けとしかならない。そのことをしっかりと認識すること。

使用教材

教科書 :『Access to Simple English』石井 隆之 他 著(成美堂)
クラス分けを行う。クラスによっては、上記の教科書に加え更に教科書を追加したりプリントを配布したりすることもある。
参考書 :少なくとも7万語以上の掲載語のある辞書。例えば小西友七(編)「ジ-ニアス英和辞書」㈱大修館。
       電子辞書も軽くて便利でよい。積極的に活用すること。辞書を活用すると大きな効果がある。