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職業能力基礎(SPI) | 拓殖大学北海道短期大学

シラバス(講義要項)

職業能力基礎(SPI)担当: 工藤 遥(くどう はるか)

開講コース

地域振興ビジネス 1年次 後期

目的と内容および到達目標

「SPI」は企業の採用試験で最も利用されているテストの名称である。本授業は採用試験の名称を科目名にし、就職希望学生に対する実践的な就職試験対策の授業として開講する。試験内容は性格検査・言語分野・非言語分野の3つに分かれる。性格検査では、実際に性格検査を行い、そこから知ることができる性格特徴を仕事選びや就職活動にどのように活用すればよいかについて学ぶ。言語分野の問題形式の対策・演習については具体的な解法を理解し覚えることに主眼を置き演習を行う。非言語分野では最頻出問題形式について概要と対策を学び、その後の就職試験対策を効率的に進める素地を養う。

到達目標は以下のとおりである。
・性格検査を通じて自己分析を深めることができる。
・「言語分野」対策を自分で講じることができる。
・「非言語分野」の基本的対策を済ませる。

<SDGs(持続可能な開発目標)との関連>
  ④教育 ⑧成長・雇用

授業計画

[後期]
1.SPIの概要と対策、性格検査と結果の活用
2.[非言語分野]頻出問題1:計算問題
3.[非言語分野]頻出問題2:損益算、料金計算、仕事算
4.[非言語分野] 頻出問題1~2の対策、小テスト①・解説
5.[非言語分野]頻出問題3:濃度算、速度・距離・時間
6.[非言語分野]頻出問題4:順列、組み合わせ、確率
7.[非言語分野] 頻出問題3~4の対策、小テスト②・解説
8.[非言語分野]頻出問題5:命題、集合、推論
9.[非言語分野]頻出問題6:資料・表・長文の読み取り
10.[非言語分野] 頻出問題5~6の対策、小テスト③・解説
11.[非言語分野]頻出問題7:図形・空間、グラフと領域
12.[非言語分野]頻出問題8:ブラックボックス、物流
13.[非言語分野] 頻出問題7~8の対策、小テスト④・解説
14.「言語分野」頻出問題の概要と演習
15.「言語分野」頻出問題の対策、小テスト⑤・解説

単位数

2単位、授業回数:15回

講義の進め方

授業計画に沿って、パワーポイントを映写し、講義・演習する。適宜プリントを配布する。数学的知識を必要とする問題の比重が高くなる。毎回、出席を確認する。なお、一部の授業回を遠隔で開講する場合がある。

試験と成績評価

単元毎の小テスト(100%)

担当教員から受講生諸君へ

解法の説明が平易で詳細な教材を利用する。授業内容の復習や練習課題に自主的・積極的に取り組み、就職試験対策を進めることが大切である。

使用教材

教科書 :尾藤健『文系学生のためのSPI3完全攻略問題集』(高橋書店)、柳本新二『最新!SPI3【完全版】』(高橋書店)
参考書 :『これが本当のSPI3だ!』(洋泉社)、『SPI&テストセンター』(ナツメ社)