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身体表現演習Ⅰ | 拓殖大学北海道短期大学

シラバス(講義要項)

身体表現演習Ⅰ担当: 山田 克已・前田 順二

開講コース

保育学科 1年次 前期

目的と内容および到達目標

乳幼児向けミュージカルの台本を取入れながら身体を使った表現、また個人に合った表現技法を伝えることを目的とするものである。「劇のおもしろさ、表現の楽しさ」をもっとも手軽な親しみやすい方法で味わいながら進めて行き、仲間作りと自己表現の手助けや応用になることが望ましい。
乳幼児向けミュージカルを中心に進めて行くが、受講する学生たちは大いに楽しみながら参加してほしい。
なお、身体表現演習Ⅱと特別研究の授業とリンクさせながら展開していく。

到達目標は以下のとおりである。
・総合的な制作力や表現力を身につけることができる。
・自己表現力が増し、表情に豊かさを生むことができる。
<SDGs(持続可能な開発目標)との関連>
 ④教育

授業計画

[前期]乳幼児向けミュージカル台本を使い以下の事柄を順次応用する。  
1.乳幼児向けミュージカル台本をみんなで読み合わせる。
2.基本表現法について。
3.乳幼児向けミュージカル台本の内容をさらに理解しよう。
4.台詞表現について。
5.声の出し方や滑舌の練習。
6.静の中の「動」、動の中の「静」について。
7.声(台詞)を観客に届ける意識。
8.言葉、セリフの意味を感じよう。
9.小道具を使って演技をしよう。
10.物語の 起承転結について。
11.感情表現について・・。
12.芝居の動きを考えよう。
13.台詞と動きを合わせてみよう。
14.小道具や大道具、衣装なども使って表現してみよう。
15.授業内発表

単位数

1単位、授業回数:15回

講義の進め方

・特別研究と関連させながら行う。前半は、乳幼児向けミュージカルの中の演技の部分が中心となるが、身体表現演習Ⅱともリンクしているので、後半は総合的な内容に変化していく。

試験と成績評価

・公演前のリハーサルが試験となる。
積極性20% 声の大きさ20%  表現力60%  

担当教員から受講生諸君へ

・一人一役である為、毎回の出席が重要となる。よって責任感を強く持ち、協調性を持って受講してもらいたい。

使用教材

教科書 :乳幼児向けミュージカルの台本、音楽
参考書 :過去の作品のDVD