生涯スポーツ演習担当: 阿部 良雄(あべ よしお)
開講コース
環境農学 1年次 前・後期
目的と内容および到達目標
スポーツは、人間の心身を解放し、より豊かで充実した生活習慣を実現できる方法の一つとも言える。
身体を動かす機会が減少していることや、体力の低下が重要視される中、誰もが参加できるスポーツに自発的、主体的に親しむことができる力を身に付ける。
具体的には、学生たちが生涯を通じて活気あるライフスタイルの形成を獲得するために、健康づくり・体力づ
くりだけではなく、共通の「楽しさ」を感じることができ積極的にスポーツに親しむことで他者とのコミュニケ
ーション構築の大切さを得ることから、人間形成において重要な役割があることを理解し実践する。また、安全
に配慮し競技スポーツに併せて、運動強度が低く体力に過剰な負担をかけずに行えるニュースポーツも展開する。
突発的な事故に対しての対応と救急救命についての説明と指導。
到達目標は以下のとおりである。
・学生たちが、自ら主体的に心身を解放し、積極的にスポーツに親しむことができる。
・安全に配慮し、スポーツの「楽しさ」を感じながら人間形成において重要な役割があることを理解する。
・様々なスポーツに親しみ、身体づくり、動きづくり、楽しみづくりに結び付けて実践できる。
<SDGs(持続可能な開発目標)との関連>
③保健 ④教育 ⑯平和
授業計画
[前期]
1. オリエンテーション、体つくり運動
2. 実技 バレーボール(基礎)
3. 〃 〃 (応用)
4. 〃 〃 (チーム戦術)
5. 〃 〃 (リーグ戦)
6. 〃 〃 ( 〃 )
7. 実技 ソフトテニス(基礎)
8. 〃 〃 (応用)
9. 〃 〃 (チーム戦術)
10. 〃 〃 (リーグ戦)
11. 〃 〃 ( 〃 )
12.実技 バトミントン(基礎)
13. 〃 〃 (応用)
14. 〃 〃 (リーグ戦)
15. 〃 〃 ( 〃 )、前期筆記試験
[後期]
1.体つくり運動
2.実技 サッカー、室内サッカー(基礎)
3. 〃 〃 (応用)
4. 〃 〃 (リーグ戦)
5. 〃 〃 ( 〃 )
6.実技 バスケットボール(基礎)
7. 〃 〃 (応用)
8. 〃 〃 (チーム戦術)
9. 〃 〃 (リーグ戦)
10.実技 卓球(基礎)
11. 〃 〃 (応用)
12. 〃 〃 (リーグ戦)
13. 〃 〃 ( 〃 )
14.実技 卓球 後期筆記試験
15.体育理論
単位数
2単位、授業回数:30回
講義の進め方
基本的には実技中心で授業を進め、AおよびBクラスに分けて実施する。
試験と成績評価
各種目の基本技術及び応用技術の修得、筆記試験 (70%)
授業への取り組み(意欲、関心、積極性など) (30%)
担当教員から受講生諸君へ
運動着(ジャージなど伸縮性のあるもの)、運動靴(屋内、屋外用)を必ず用意すること。
※ジーンズ、スカート、サンダル、ヒールなどでの授業参加は認めない。
スポーツはそれぞれの経験によるものが大きく、スタートラインがそれぞれ最初から違います。人には得手、不得手があります。運動を不得手とする人に対しての配慮を心掛け、皆で楽しい授業にしていきましょう。
使用教材
教科書・参考書 :なし。
必要に応じて各種資料を配布する。