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グリーン・ツーリズム論 | 拓殖大学北海道短期大学

シラバス(講義要項)

グリーン・ツーリズム論担当: 橋本 信(はしもと まこと)

開講コース

地域振興ビジネス 2年次 後期

目的と内容および到達目標

農業・農村の営みは土と作物との生きた対話を大事にするだけではなく、人と人との出会いを大切する。グリーン・ツーリズムは人と人が交流し対話する農業・農村の営みである。農業・農村の持つ本来の価値を体験と交流を通して再発見する取り組みがグリーン・ツーリズムである。
そのため、西欧諸国や全国各地で地域活性化の有力な方策としてグリーン・ツーリズムが取り組まれている。その実際のあり方は国と地域に応じて様々な様相を見せている。この授業では、グリーン・ツーリズムの日本と外国の現状のあらましをつかみながら、実際に取り組むためにはどのような考え方と方法が必要であり、農業と農村にとってどのような意義を持つのかをつかみ取ることを狙いとしている。 
 到達目標は以下のとおりである。
・グリーン・ツーリズムに関する基本的な知識を持っている。
・日本と北海道のグリーン・ツーリズムの取組みの基礎的な知識を持っている。
・北海道のグリーン・ツーリズムの取組みの現状と方向性を理解できている。

授業計画

[後期]
1.グリーン・ツーリズム実践の現在      
2.西欧のグリーン・ツーリズム実践概要
3.日本のグリーン・ツーリズム実践概要
4.北海道発グリーン・ツーリズム実践概要
5.北海道発グリーン・ツーリズムの実践①:北海道のネットワークと鹿追町の取組み
6.北海道発グリーン・ツーリズムの実践②:空知の農業体験型グリーン・ツーリズムの取組み
7.北海道発グリーン・ツーリズムの実践③:北空知の農業体験型グリーン・ツーリズムの取組み
8.北海道発グリーン・ツーリズムの実践④ :「羊の里」の農家民宿の取組み
9.北海道発グリーン・ツーリズムの実践⑤ :別海町グリーン・ツーリズムと農家民宿の取組み
10. 北海道発グリーン・ツーリズムの実践⑥:ファームレストランとユニバーサルガーデンの取組み
11. 北海道発信のグリーン・ツーリズムの特徴
12. 食糧・農業・農村とグリーン・ツーリズム
13. 日本社会とグリーン・ツーリズム
14. 現代社会とグリーン・ツーリズム
15. 日本型グリーン・ツーリズムの可能性

単位数

2単位、授業回数:15回

講義の進め方

北海道のグリーン・ツーリズム実践者による特別講師の講義を6回予定している。グリーン・ツーリズムの基本的な動向を踏まえて、日本と北海道の取組みの現状を把握するとともに、実践者の生の声を傾聴することを通して、これからのグリーン・ツーリズムのイメージをそれぞれで描きだすようにする。

試験と成績評価

毎回授業レポートを提出し、最後に課題レポートを提出する。成績評価は授業レポート60%、課題レポート40%で行う。課題レポートの提出方法は遠隔授業システムによるが、詳細は初回授業時に説明する。

担当教員から受講生諸君へ

この科目の内容は固定した学説があるわけではなく、現在進行形のものである。それだけに自らが参加して創り上げることのできる面があり、受講生一人一人が参加して作り上げる授業にしたい。

使用教材

教科書 :指定しない
参考書 :1.『転換するグリーン・ツーリズム』青木 辰司 著(学芸出版社)
     2.『グリーンライフ入門』佐藤・篠原・山崎 著(農山漁村文化協)
     3.『しあわせ農泊』宮田 静一 著 (西日本新聞社)
     4.『地域経営型グリーン・ツーリズム』井上・中村・宮崎・山崎著(都市文化社)
     5.『日本的グリーン・ツーリズムのすすめ』2000年「現代農業」11月増刊(農山漁村文化協会)
     6.『グリーン・ツーリズム 北海道からの発信』 長尾 正克 編著 (筑波書房)
     7.『これからのグリーン・ツーリズム』宮崎 猛  編著(家の光協会)