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第4回深川市民公開講座が開催されました。(11月28日) | 拓殖大学北海道短期大学

第4回深川市民公開講座が開催されました。(11月28日)

第4回深川市民公開講座「地方都市の最前線:街づくりから見える政治学的視点」が開催されました。
 今回で今年度4回目となる深川市民公開講座が雪の多かった様子とは異なり快晴の11月28日土曜日に中央公民館で開催されました。今回は本学准教授の小林秀高先生から「地方都市の最前線:街づくりから見える政治学的視点」と題して行われました。
 当日は快晴ですが寒さも厳しい中30名の市民の方が受講に訪れました。講義の内容は「政治学とはどんな学問でしょうか?」の問いかけから始まり、受講者たちにわかりやすく例やたとえを多く取り入れた講義となりました。アメリカの憲法学ローレンス・レッシグの視点をもとに講義は進められましたが「人の振る舞いを規定するアーキテクチャーなどの4つのパターン」など難しい用語などもわかりやすい事例で説明されました。また、「ショッピングモーライゼーションとアーキテクチャー」については事例の写真を見ながら対話型で講義は進行され、顔を下に向ける受講者は誰一人として居ませんでした。地方都市で実験された手法が今都市の機能維持に使われていこと、地方都市の課題は山積しているが、都市と同じ手法では到底太刀打ちできない。違った視点が必要とのことでした。受講された市民の方々は、色々な事例に納得し、これからの深川のあり方についてきっと考えていただけたようでした。
 次回は平成28年2月13日(土)に庄内慶一准教授による~もし目や耳が不自由になったら~です。

1 小林先生の挨拶と今日の講演内容について
小林先生の挨拶と今日の講演内容について

2 政治学というと政治家になるのかと言われますが違います。
政治学というと政治家になるのかと言われますが違います。

3 政治学とは社会科学の一つで「人間の行動」をその制度と動機から説いていく社会科学です
政治学とは社会科学の一つで「人間の行動」をその制度と動機から説いていく社会科学です

4 ローレンス・レッシング「CODE」は4パターンで人間の行動は規制されるとしました。人の流れのコントロールが今日の視点です。
ローレンス・レッシング「CODE」は4パターンで人間の行動は規制されるとしました。人の流れのコントロールが今日の視点です。

5 ショッピングモーラザイゼーションとアキテクチャーは例えば新千歳空港では
ショッピングモーラザイゼーションとアキテクチャーは例えば新千歳空港では

6 1970年代の地方都市の実験成果が現在都市のコア機能維持に使われている。地方都市の課題は新しい価値観かもしれない・・・>
1970年代の地方都市の実験成果が現在都市のコア機能維持に使われている。地方都市の課題は新しい価値観かもしれない・・・

 

次回は2月13日(土)です。庄内慶一准教授による「もし目や耳が不自由になったら」です。是非、多くの市民の方の参加をお待ちしております。

<第5回 深川市民公開講座>
○日時:平成28年2月13日(土曜日)10:00~11:30
○会場:深川市中央公民館
○演題:「もし目や耳が不自由になったら」
○講師:拓殖大学北海道短期大学農学ビジネス学科 准教授 庄内 慶一
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●深川市ホームページ→ 深川市民公開講座のお知らせ
●深川市民公開講座→ PDFファイルポスター(PDF415KB)