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第2回深川市民公開講座が開催されました。(7月30日) | 拓殖大学北海道短期大学

第2回深川市民公開講座が開催されました。(7月30日)

<深川市民公開講座で本学の小林秀高准教授が講演されました(7月30日)>

当日は、深川なつまつりと開催時期が重なりましたが、36名の市民の方が小林准教授の講演を聴くために集まってこられました。
今回のテーマは、「統計データから社会を見る:データはウソをつく」と題して社会科学的なデータの見方について講演されました。
 最初に「僕らはみんなコントロールされている?」としてテレビ・新聞・インターネットのデータは全て信じて良いのか・そこには編集者の人間の考えが入っている。検索エンジンの検索結果も自分自身の検索履歴からある程度片寄が出来るものであるので、偏りがあることを前提に情報を選択する必要がある。また、「データがあれば信頼できる?」かとの事例では、テレビや新聞などで日々接するデータの中には、一部分を拡大したものや、データを意図的に操作したり、見え方をコントロールしたりするもの、さらにはウッカリと変なデータを載せてしまうこと等があることが紹介された。市民の皆さんはなるほどと思いながら講演に聴き入っていました。しかし、小林准教授の講演内容にも「コントロール」しようとしている点があるのではないかとの市民の方からの鋭い指摘もありました。小林准教授は「そのとおり。自分の判断が大事」とのことです。
最後に社会科学とは、社会現象の見方を身につけ、そこから社会の本質を見ていく分野だと締めくくられました。
 熱心に聴講された市民の方々ありがとうございました。
次回の市民講座は10月8日(土)高島裕美助教の 「男らしさ」「女らしさ」って何だろう です。多くの市民の方の参加をお待ちしております。

【画像】「データから社会を見る」さてさてどのような内容でしょうか?
「データから社会を見る」さてさてどのような内容でしょうか?
【画像】「データは嘘をつく」どうゆうことでしょうかと?
「データは嘘をつく」どうゆうことでしょうかと?
【画像】皆さんだまされていませんか?
皆さんだまされていませんか?
【画像】社会学的見地からデータを見ましょう!
社会学的見地からデータを見ましょう!

<第3回 深川市民公開講座>

○日時:平成28年10月8日(土曜日)10:00~11:30
○会場:深川市中央公民館
○演題:「男らしさ」「女らしさ」って何だろう
○講師:拓殖大学北海道短期大学 保育学科 助教 高島 裕美

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  ●深川市ホームページ→ 深川市民公開講座のお知らせ
  ●深川市民公開講座→ PDFファイルポスター(PDF589KB)