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卒業生を講師にお招きして パート3 | 拓殖大学北海道短期大学

卒業生を講師にお招きして パート3

造形表現の実践を学びました!

今回は,造形表現の講義として 認定こども園妹背牛保育所 吉澤 美玖先生 をお招きしました。山田英吉先生の2回の講義を受け,現場の実際を紹介いただくという企画です。

山田英吉先生の講義です。ゼミ生のお手伝いで作品を完成させます。
わずか60分ほどで完成した壁画(狩野派の絵画を題材に)

吉澤先生はお勤めになって三年目,今回の講義をきっかけにご自身の実践を振り返ったとのお話がありました。なんと!図画工作や美術は得意ではなかったとのことですが,勤務してからは苦手だった造形表現の活動が多かったと言われていました。多様な子どもたちの実態をとらえ,最初は誰で楽しめる活動を行い,先生との人間関係を構築するなかで「活動のねらい」を意識することが大事だと強調されていました。印象に残ったのが「まねる」大切さです。その一環で鉄棒する姿を描くお題では,学生たちもみるみる改善していきました。

吉澤先生です。笑顔が印象的!
その1:学生が描いた絵(これはこれで味わいはある)
その2:学生が描いた絵(これもこれで…なんとか)
とても落ち着いた様子で,実践に裏付けられたお話をしていただきました。(後ろはお手本にした絵です)

う~む,いつも講義で同じことを言っているのですが,学生の様子は真剣そのもの…。教室後ろで傍聴していた先生方から「私たちの講義って,理屈っぽいのかな~」とため息がもれていました(笑)。最後は,園で子どもたちが作ったものを紹介され,あっという間の80分でした。

目的を持ってつくることが大切です。
子どもの実態に合わせた活動とは…
学生は真剣なんです

吉澤先生,ありがとうございました!ますますのご活躍をお祈りいたします。